校歌

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 校歌
                 原子 修  作詞
                 大坂克之  作曲


  イシカリの野が
  わたしたちの緑の背すじをのぼり
  空の
  はじめての光へたびたっていく

  その力で
  きょうのポプラは たかくおいしげり
  あすのハマナスは うつくしく咲き
  心よ かおれ・・・・・・ と
  風はいう

  イシカリの海がハープなら
  博学の銀をかなでよう

  イシカリの川がギターなら
  篤志の魚をつまびこう

  ただ一本の地平線が
  先へ先へとひらいていく世界

  無限の
  わたしたち


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校歌紹介

 内容は本校の目指す教育と明るく期待される未来を以下に述べるよう
に、香り高い創造性と進取性を盛り込み、若人のフレッシュな感覚にマ
ッチさせている。
 石狩平野に立って地平線を見渡すと、北の空に新しい光の誕生が人生
に向かう意思と、緑の野に創造性豊かな北海道の大自然を象徴させてい
る。
 強い自然にもまれながら美しい花をつけるはまなすに、石狩の海から
吹き付ける潮風が「心を磨け」とささやきかけ、理想を求めて高く成長
しようとするポプラに、強く「体を鍛える」ことを表現させている。石
狩湾の海流の銀色さざめきに「博学」を象徴させ、石狩川に回帰する
「サケ」に「知性を高め」、「実践力」をもつ「篤志」を織り込んでい
る。最後に石狩平野を取り巻く山並みと、はるかかに続く地平線に本校
生の未来への無限の可能性を歌い上げ、石狩の自然と、本校の教育が目
指す校訓と学校教育目標が随所にちりばめられている。
 このような作詞のイメージが若々しく、美しく、力強く、しかも現代
的に独唱でも斉唱でも歌えるように、変ホ長調の美しい曲がつけられて
いる。なお、「詩の中で”イシカリ”とカタカナ書きにしたのは石狩が
元来、アイヌ語の地名に由来するという歴史的な事実からである」と作
詞者は述べている。